nagaiさんのなおるかな?

 

 7月某日,117はキーギーとフロントサスペンション付近からやかましい音をたてながら,niki殿下直轄の自動車保管所(通称「旧車墓場」)に到着。最近やってきた観光バス「ひのブルーリボン」がひときわ異様にその存在を誇示し,旧車墓場はますます摩訶不思議な空間となっていた。

ともあれ早速,niki殿下に謁見。 

「どうしたブヒ。」

「グリスアップしたんですが…,(足回りの異音が)直らないんですよ。」

「当たり前ブヒ。ブレーキパットブヒ。」

「ブレーキパットですか。」

「そうブヒ。ブレーキパットだブヒ。」

 

 異音の原因はあっさりと判明。最近のディスクブレーキは,パットが摩耗しきる寸前の状態のときに,意識的に金属音を発生させて摩耗の警告をする機構が組み込まれている。117のブレーキパットにも同様の機構が組み込まれていたのだ。エライ!(皆さん知ってました?)

 

「ではパッドを交換すればいいだけですね。」

「そうブヒ。ほんでそのパッドはどこにあるブヒか?」

「あっ!?どこにあるんでしょう…。」

 

 ブレーキパッドは残り1@が限度。それ以上摩耗した状態のままではディスク損傷の原因になるし,ブレーキの効きも悪いので大変危険なのだ。この時の117のパッドは髪の毛ほども残ってなく,非常に危険な状態であった。パッドの摩耗は常に十分チェックしないといけません。さて,摩耗したパッドは交換するしかないのだが,旧車の場合は純正パッドの入手が困難なこともある。(現に117のパッドも,いすゞの在庫はゼロでした。)仮に部品が注文可能でも30分でデリバリーしてくれるはずもない。

 

 うーん,なおるかな?

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