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ほそうで繁盛記”別館”

脳天気グルマ生活

■雨の日には、クルマを洗おう

■極楽!旧車&イタリア車生活日記             Powered by Geocities Japan.

「チッ。せっかくきのう洗車したのに、雨が降ってきちゃったよ」

なんてハナシを聞くと、なんて器量の狭い自分勝手なやつかと幻滅してしまうことがある。

わたしは、雨が好きだ。

そりゃあ、雨と風が一緒になると、赤チンのキャンバストップから雨漏りしちゃうから、
ちょっぴりツライ、んだけども。

はじめての撥水剤を手に入れたときから、洗車後は雨が待ち遠しい。

ワックスや撥水剤を塗ったクルマは、走らせると「レインダンス」が見られるからだ。

 


ある古本屋で見つけた、五木寛之著、「雨の日には車をみがいて」(角川文庫)は、古い外国車好きで、雨降りのドライブが好きなわたしの本棚の、いちばんいい場所を占めることになった。

主人公が出会ったさまざまなクルマ達と、そのクルマに乗る人たちとの「愛車小説」+「恋愛小説」+「人生案内小説」の、短編集。

 

−その年の夏のはじめ、ぼくは思いがけない車を手に入れた。そしてその代償のように、ひとりの女ともだちを失うことになった。

雨の日にクルマをみがけという彼女は、売り出し中の歌手だったが、登板予定の番組のプロデューサーが洗車した途端に雨が降ってきたことを怒っているのを知らずに打ち合わせに現れる。プロデューサーに、雨の日にそんな新品のハイヒールを履いてくるなんて度胸がいいね、と言われて「せっかく洗車したのに雨が降ってきやがって!と舌打ちするような男は女にもてないわよ」と言ってしまって彼女は降板する。

ぼく、のたそがれ色のシムカは、その年の暮れに動かなくなった。


見つけたら迷わずゲットしましょう。

損はさせませんよ。

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