AUTOBIANCHI A112 ABARTH
朽ち果てつつあるA112Jr君。
現在このJr君の持ち主はA112 ABARTH
君に世代交代していますが、
Jr君をこの車両置き場まで運ぶのに一騒動ありまして、
ほそうで繁盛記にふさわしい話を一つ。
あれは去年の冬のことでした。
持ち主である友人からJr君を預かってくれないかといわれ、
イタ車好きの私と部下1号はほいほいと気軽に引き受けたのですが、
これが悲劇(喜劇?)の始まりでした。
ガソリンが少なかったのでまず行き付けのガソリンスタンドに向かうことにしました。
ところが、いつものところは日曜日で休みだったのです。
少し足を伸ばして別のスタンドで給油しようとしたところ、
何しろ給油口用のキーどころかエンジンキーすら行方不明だったので、給油口が開かない。
(禁断の”直結”でエンジンをかけていたのです)
エンジンを切ると再びかけるのが面倒なのでそのままにして
スタンドの兄ちゃんと四苦八苦。約15分の後に給油口が開きました。
無事に給油が済み、いざ出発!したところ、
少し走っただけで水温計が振り切れていることに気が付いたのです。
こいつは一体?と思いながらもJr君を路肩に止め、エンジンルームを開けたら、
ラジエターホースがラジエターにつながってなかった!!
当然冷却水も一滴も入ってないし、オーバーヒートするのも当然の話。
幸いローソンの近くだったので「ちょっと水貸してよ」とお願いし、
何とか給水して事無きを得ました。
その後は快調そのもので(ブレーキは利かないわクラッチは滑りまくってるわ
買い替えるのも無理はないなあと思いましたが)
エンジンも水温計も絶好調のうちに車両置き場に着きました(^^)。
うちの車両置き場には当時20台近くのボロ車が止めてあったので
(いや、別に業者じゃないんです。趣味なんです。今は30近くあります)
置き場所を探しているうちにまたしてもオーバーヒート!
今度は水が入っているのでJr君はまるでSLのように蒸気を噴きだしていました。
いやー、楽しい一日でしたねぇ。
(記事:Niki@マイスター)
ところで、A112 ABARTH の方はというと、
現在ブレーキトラブルで冬眠中です。
パーツは届いているらしいのですが、作業の方はまだ始まっていません。
A112アバルト君の復活の日はいつなのか。
新情報が入り次第報告します。
ちなみに現在のアシはビックホーンだそうです。
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